第二十七話：姉、ちゃんとしようよっ！

前回のあらすじ：日夜アウトサイダーと激しい戦いを繰り広げている無有（小清水一揮）を労うため、黒原（又吉直樹）は流しそうめん大会を開催する。そこにはなぜか三國（村上幸平）の姿もあった。だが流しそうめんの最中にアウトサイダーが現れ、黒原がさらわれてしまう。

今週の怪人：クモの神性「アトラック・ナチャ」の能力を持つアウトサイダー。時間にうるさく、自分の計画が狂わされるのを何よりも嫌う。自慢の絲時計に使われている糸は象が踏んでも千切れることはなく、両手の爪は厚さ10センチの鋼鉄を切り裂く。

テケリロイド：ケイオスのサポートメカ。超古代合金・マッドメタル製のピースを自在に組み替えることで、様々な姿に変化する。「テケリボルバー」と呼ばれる銃の形をとることによって、相手の肉体と精神両方にダメージを与える「サニティバレット」を放つことが出来る。

ケイオスドライバーに歪柱（ピラー）をセットすることによって、混沌の彼方への扉を開く呪文が詠唱され、その後バックル中央に納められた「シャイニング・トラペゾヘドロン」に手をかざし「蓋をする」ことで、無有はケイオスへと変身する。

使用する歪柱によって頭部の「ブラスフェミークラウン」の形状が変化し、様々な能力を持った貌（フェイス）を使い分けることが出来る。「ダークフェイス」は素手での格闘能力に優れており、無有が好んで使うケイオスの基本形態である。……というわけでようやく本編スタート。これをエイプリルフールに持っていきたかったなあ…

「無貌」のニャルラトホテプをどうやって仮面ライダーのデザインに落とし込もうか考えた結果、思いついたのはキングゲイナーだったが、描いたら響鬼になった。ダークフェイスは燃える三眼をイメージ。ギアフェイスは歯車と時計の針をアレンジしてファイズ風に

ミニオンズ：アーカムの大首領・プラズマが生み出す炎の精であり、アウトサイダーの命令で動く戦闘員。アウトサイダーほどの力は持たず知能も低いが、その身から発せられる炎はケイオスにとって天敵である

今回のナレーションは全部冬馬のモノローグ。元々あまりナレーションがない漫画だけどさ

CV前田愛のつもりで描き始めたのに、恐山ル・ヴォワールとパシフィック・リムのせいでめぐ姉に上書きされてしまう……。お姉ちゃんのキャラは、最初に描こうとしてた深雪の性格に近い。こういうノリの女の子好き

第二十六話へ/TOPに戻る/第二十八話へ

〒